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子育て 『もう許してあげて』

「ぎゃあ~~~っ!!」っという声に驚き、見ると2・3才の子供が大きな声で泣いています。その泣き方は、尋常ではありません。もうこの世の終わりかという泣き方です。

どうしたのかは、その少し離れた所を後ろ向きにベビーカーを押して、どんどん遠ざかっていくお母さんの姿に、想像がつきます。

お母さんの買い物に飽きてぐずったのか、あるいはおもちゃを欲しがってダダをこねたのか、いずれにしてもお母さんの買い物の邪魔をしたようです。

そのうちお母さんが歩きながら、「置いて行くよ!」と振り返り怒鳴ります。不思議です。その声を待っていたかのように、子供は母親目指してまっしぐら、泣きながら追いかけるんですね。

きっと、今日に限ったことではないのでしょう。

しかし気になるのはこの後のお母さんのことなのです。誰もがそうではないのですが、追いかけてくる子供を、待ってあげるのでもなく、どんどん歩いていくんですね。

子供の泣き声が近づいてきているので、心配にならないのかもしれません。

そして、やっと追いついた子供にお母さんにはもう一撃、「もう連れて来ないからね!」。子供は再び泣きながら、それでもお母さんのスカートを掴みながら歩きます。

このような光景は、時折見かけますね。

幼い子供を連れてのお出かけは、本当に大変なことです。

迷子になってはいけないと子供からは目が離せませんし、子供が飽きないよう話しかけたり、子供も楽しめるようなコーナーへも連れて行かなければなりません。

しかしそのような場所には、子供の欲しがるものがいっぱいあります。欲しいと言ってはぐずり、ダメといっては泣き出します。そのうち疲れも出てきます。

悪いことにその頃には、お母さんにも疲れがたまってくるんですね。お目当てのものが買えなかったとか、子供にイライラして楽しめなかったとか、時間が経つにつれストレスが増してきます。

そんなときの爆発なんですね。・・・放置・・・そして、「置いて行くよ!」

でも本当は、泣きながら後を追ってくる子供に対して、かわいそうなことをしてしまったと思っているはずです。

そんなときにはお母さん、ベビーカーを止めて、走ってくるお子さんを待ってあげてください。もし待つまで自身の怒りが治まらなかったとしても、せめてお子さんがお母さんに追いついたときには、止まってあげてください。

そして、お子さんを抱いてあげてください。必ず抱いてあげてください。

ちいさな子供には、自分が我慢しながらお母さんに詫びるということは難しいことなのです。でも自分が悪いということはわかっているのです。泣きながらお母さんの下に来たのです。

もう許してあげてください。

「わかったのね、もうしないでね」と言ってあげてほしいのです。

許して欲しいときに、抱き上げて許してあげる、これは大切なことですね。

 

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すくすく子育て 『雨の日』

雨の日の外出は大変です。
お子さんを連れての買い物は、気が重いですね。

でも子供って、雨の日の外出は嬉しそうですよね。
お気に入りの長靴がやっと履けるからなんですね。

お母さんの右手は傘をさし、左手は子供の手をひきます。
買い物を済ませると帰りには荷物も増え、もう大変です。

子供がぬれないように傾ける傘。
その腕にはずっしりと食材の入った袋。

びしょぬれになったお母さんは、
もう今にも泣きそうな顔です。

でも、そんなことにはかまわず、
子供は嬉しそうなんですね。

雨が合羽から流れ入ってこようが、
長靴がすっかり水浸しになっていようが、

子供はニコニコ、嬉しそうなんですね。

水たまりを避けて歩こうとするお母さんと、
水たまりをバシャバシャ楽しそうに歩く子供。

ふと、子供の顔をのぞくお母さん。
ニコニコ嬉しそうにお母さんを見上げる笑顔。

びしょぬれの満面の笑顔です。

するとお母さんの顔もほころびます。
雨に混じった涙の笑顔です。

ニコニコ子供は嬉しそう。

雨の日はみんなニコニコ嬉しそう。