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子育て日記 『ミキさん独占』

子育て日記。お舅さんが亡くなった時、とても弱々しく見えたお姑さんが不憫で同居したわけですが、日に日に元気を取り戻したお姑さんです。

元気になると、休室していた生け花教室を再開し、お姑さんは別人のようにはつらつとなりました。その頃からミキさんは、自分の存在が意味のないものに思えてきたのです。

しかし、お子さんにとっては母親です。母親として頑張るも、何かにつけお姑さんに意見されると、母親としても自信を失っていくのでした。次第にお姑さんのことが疎ましくなります。

そこでお子さんへの執着がお稽古へとなったのです。お稽古を自分で選び、その送り迎えに関わることで、時間と子供との関係を独占できるからです。

子育て日記 『ミキさんとお姑さん』

子育て日記。本来、お姑さんは元気な人です。お花の先生として、週2回自宅の教室で生徒さんに教えています。ミキさんは、自分はOLの経験しかないので、そんなお姑さんを尊敬していました。

しかしその分、気を遣うこともしばしばあります。例えばお姑さんの教室のある日には、子供を泣かすわけにはいきません。赤ちゃんの頃には、どんなにお天気が悪くても、連れて外出していました。

最近は幼稚園に行くようになりましたので、そういう意味では一つ肩の荷が下りたという感じでいます。でも、子供が幼稚園に送り出したなら、お姑さんと二人っきりになります。

特に嫌に思うことはないのですが、子供がいないとその時間と空気をどう過ごしていいのか戸惑います。きっとその気持ちはお姑さんも一緒だと思います。

子育て 『席とり』

土日や祝日は、電車を利用する親子をよく見かけます。仕事柄、つい目がいってしまうんですね、悪い癖です。

ホームに止まった電車の扉が開くのを、電車の中では降りようとしている人が、扉の外にはこれから電車に乗ろうとしている人が待っています。

そして電車が止まり、扉が開けば、降りてくる人の終わりを待って、今度は並んでいた人が順に乗り込みます。

と、そのときです。まだ降りる人が終わっていないうちに、人を掻き分けて子供が二人、素早く車内に入ってきたのです。4、5歳位の兄弟でしょうか。

「ママ!早く早く!こっちこっち!ここ、とっといたよ!」
「ありがと、やったね!」

子供たちが、母親の分も席をとり待っていると、おもむろに入ってきた母親は、どっこいしょと言わんばかりに腰をおろしました。

子供たちのしたことに、悪びれることもなく、それどころかこともあろうに、「○○は席とるの上手いね」と、褒めているんです。

子供は褒めて育てるといいますが、ちょっと褒めるところ、違うんじゃないでしょうかね?・・・などと思ってしまうのも、悪い癖かもしれません。