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子育て悩み:自己主張しない

子育て悩みとしてあげられるものに、自己主張があります。

自分の考えをきちんと言わない子どもに、母親はもどかしく思っているようですね。

さて、自己主張できないのか、しないのか、ということを考えてほしいのです。
子どもは発達の過程で、自我が芽生え、自分の思っていることを主張してきます。

つまり、一般的に言われるところの我がままも、実は自己主張の表れなのです。
その時期に、我がままを言ってはいけないと、頭から押さえつけたりすると、この自己主張の芽も摘まれてしまいます。

例えば、「今日はおもちゃを買ってあげるね。どれでも好きなものを選んでいいわよ」と言ったとします。
当然子どもは、おもちゃコーナーで夢のような幸せに浸ることでしょう。

そして子どもは、「これが欲しい」と選びます。

すると母親は、「それは危ないからダメ」と言います。

子どもは選びなおして、「じゃあ、これは?」と聞きます。

母親はまた、「それは大きすぎるからダメ」と言います。

このように繰り返し、「ダメ」と言われたら、子どもは何を選んでいいのかわからなくなります。
何でも選んでいいと言われたにもかかわらず、実は選ぶ権利は与えられていないのです。

かといって、広範囲から無条件で子どもが適切なものを選ぶことは難しいものです。ですから親としては、その範囲を多少決めてあげるといいですね。

ここからここまでとか、この中からとか、という具合にある程度条件付けをしてあげるのです。そうすれば、たとえそれが狭められた範囲であっても、その中で自由に選べるということであれば、子どもは十分に自分の好きなものを探すことができます。

子どもの年齢にもよりますが、こうした選ぶ範囲もその成長と共に広げていくことで、子どもは少しづつ本当の意味での自己主張が具わっていきます。

ゆっくり見守っていきたいものですね。




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